グラフィックデザインスクール「デザインダンジョン」を運営されているヴィタロウさんからデザイン力の向上についてお話を頂きました。
デザインとは?
お話の中でデザインの木があるとすると仮定されていました。
花・葉・幹など目に見える箇所はスタイリング(装飾)
何色の花・どんな実を咲かせるかはプラン次第
根にあたる目に見えない箇所がプラン(方針)
どんな花を咲かせるか大まかに決めておく
と話されていました。
スタイリングとプラン2つを合わせてデザインとおっしゃっていました。
プラン(方針)ができればスタイリング(意匠)は必然的に決まるので時間が掛かってもいいのでプランを考えることが大事
スタイリング(見た目のデザイン)に迷う時間が長い時はプラン(方針)をじっくり考えるのがいいかもしれませんね。
フィードバックはしんどい?
ヴィタロウさんは過去に挫折をしていたそうです。
ポジションによって求めるデザインが違うと話されていました。
例えば、アートディレクターは「機能性あるデザイン」、担当営業は「説得力あるデザイン」、社長は「他社より良いデザイン」と考えてみれば当たり前ですがフィードバックする人の立場により内容が違うので自分がカッコイイと思うデザインだと通用しない。
そこでヴィタロウさんは挫折してしまったそうです。
そこでプランという考えに出会い、常に相談(フィードバック含めた)できるデザイナーが近くにいたことで救われたそうです。
なぜフィードバックがデザイン能力向上に繋がるのか?
フィードーバックは客観的視点を養えるからと話していました。
つまり主観(自己満足)からの脱却ができ、機能美(コミュニケーション)の追求に繋がると話されていました。
まとめ
皆さんの中にも満足いったデザインなんだけど、あまりウケが良くないなと感じることがあると思います。
僕もめっちゃあります。
クライアントが求めているものと自分が制作しているものが合致しているかが難しいと話している人も多くいましたが、悩んだ時にこそ、先生や友人にデザインを見せて、フィードバックを受け取るのが大切なのかなと思いました。